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What The World Needs Now Is Love

 今回からしばらく「What The World Needs Now Is Love」を取り上げようと思っています。

 今やバカラックさんのコンサートではバカラックさんの登場曲のテーマになった感がございますが かつてはエンディングでやや重々しく使われていたと記憶しております。


 何故にこの作品をトップに持ってきたかと申しますと、サウンドがとてもいいのです。そして訳詩が添えられています。
用いられているのはThe New Christy Minstrelsさん達の作品(動画説明文に準拠)でして、オリジナルを探したのですが(もちろんYou Tubeで)見つからずそのまま使わせていただきました。曲の始めと終わりには別の曲が使われていますが 違和感がなくむしろ私のお気に入りになっておりまして 最近はこの曲が聴きたくなるとこの動画作品を楽しんでおります。
 The New Christy Minstrelsさん達は1966年に録音なさったようです。
他の訳詩も添えておきます。

今、世界が求めているもの、それは愛、やさしい愛
手に入れることがむずかしい、たったひとつのもの
今、世界が求めているもの、それは愛、やさしい愛
だれかへの愛ではなく、すべての人々への愛を

神様、もう、これ以上山はいりません
登るための山も丘も十分あるんです
渡るための海や川も十分あるんです
最後の最後まで十分あるんです

神様、もう、これ以上墓地はいりません
とうもろこし畑と麦畑も十分あるんです
輝く太陽の光も月の光も十分あるんです
だから神様、聞いてください

 ちょいとThe New Christy Minstrelsさん達について調べてみました。彼らは『グリーン・グリーン』をリリースしたChristy MinstrelsMinstrels(クリスティーズ・ミンストレルズ)」から取られたものだそうです。
 『Green Green』をリリースした頃のリードボーカルは、作曲者でリード・シンガーでもあったBarry McGuire(バリー・マクガイア)さんでして『Green,Green』のリリース後には、ダンヒルレコード(現在はMCAの子会社)からソロデビュー作品『Eve Of Destruction(明日なき世界)』は、当時のヒットチャートでNo.1に輝くヒット曲となった。核戦争による人類の破滅の恐怖を描いたこの曲は、他愛のない内容の歌ばかりだったポップ・ミュージック界に衝撃を与え、その後の歌詞の過激化のきっかけともなった。
 
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師(Martin Luther King, Jr/1929-1968)がワシントン大行進を行い、歴史的な「I have a dream(私には夢がある)」の演説を行ったのは、『Green Green』リリースと同年の1963年8月28日。

 かつて何かで「リンカーンは黒人を解放したがインディアンに対する迫害は黙認した」というセリフを聞いた記憶がございます。

 The New Christy Minstrelsさん達は1961年に「 Three Wheels on My Wagon 」をカヴァーされています。ちなみにこの時のリード・ヴォーカルもBarry McGuireさんであるようです。動画のコメント欄にその確認コメントが書かれています。作詞はBob Hilliardさんです。

 こうして並べてみますと 全く関係の無さそうな曲ではございますが The New Christy Minstrelsさん達には何かポリシーみたいなものがあっての選曲だったのでは?と思わせてくれます。
 

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