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What the World Needs Now 3

 以前、Tony Bennettさんを取り上げさせていただいた記事では彼の「What the World Needs Now」も取り上げさせていただきました。そのアップテンポな曲調に少なからず驚きつつのご紹介でした。

 Judy Garlandさんもこの曲を彼女がホスト(アナウンスではホステスと叫んでおられるような・・・)のTVショーでの作品です。Tony Bennettさんほどではないにせよ、アップテンポで展開されてます。
 なお、この動画を最後までご覧になりますと この動画のリハーサルシーンもご覧になることができますよ。

 1966年Lena Horneさんが「SOUL 」というアルバムを発表されます。残念ながら3曲が収められている動画作品でして「 What the World Needs Now 」はその3曲目に入っています。動画では5分20秒から始まります。


 この作品で注目(注耳)すべきは この「What the World Needs Now」のイントロは前回ご紹介したBilly EckstineさんのMedley: Just A Little Lovin/What The World Needs Now Is Love (Stormy 1970)の「 Just A Little Lovin 」が用いられており、イントロだけでなく、途中で何回もホーンアレンジでこのメロディが流れます。で、前回の記事にも追記として書いたのですがBilly EckstineさんのMedley: Just A Little Lovin/What The World Needs Now Is Love (Stormy 1970)はあのIsaac Hayesさんがアレンジとプロデュースされたそうでして、ひょっとするとIsaac HayesさんはこのLENA HORNEさんの作品を聴かれてインスパイアされたのではないかと 想像しているまったりなのでした。

 ちょっとご紹介する順番を間違えたかもしれませんねぇ。

 さて、ちょいと話は変わりますが「Just A Little Lovin」につきまして 関連情報をば・・・。この曲はShelby Lynne さんがカヴァーされています。この歌手さんとアルバムにつきましてはあるでおさんのブログ「JUST A LITTLE LOVIN'/Shelby Lynne (2008年)」でご紹介されています。
 もちろん、あるでおさんは私が足元にも及ばないくらいのバカラックファンですので バカラックさんに直接関係のない作品はスルーされてただ、ひたすらバカラックさんを追いかけておられる方なのです。(私はそのあるでおさんをひたすら追っかけしているあるでおさんファンなのであります。・・・・・初告白)

 つまりはこの元曲の「JUST A LITTLE LOVIN 」が時代を超えて Shelby Lynne さんに取り上げられ (あくまであるでおさんの記事にもございますように ダスティ・スプリングフィールドのトリビュートアルバムなので当然かも知れません。)しかも あるでおさんの記事の中のデータを見ていましたら 何と!!!あの Phil Ramoneさんがプロデュースされているではありませんか!!

 そしてIsaac Hayesさんが1970年にBilly Eckstineさんを起用し「What the World Needs Now」と組み合わせて作品を作られた・・・。

 こじつけだと思われても仕方ないのですが バカラックさんの影響力のすごさを感じております。

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What The World Needs Now Is Love 2

 さて、この「What The World Needs Now Is Love」はベトナム戦争の最中(さなか)、1971年7月にモータウンから、
ラジオのディスク・ジョッキーのトム・クレイが、ディオンの「エイブラハム・マーティン・アンド・ジョン」とメドレーで録音した企画盤が、全米チャート8位を記録し、そのヴァージョンも注目されました。

 今回ご紹介するのはさらにバカラックさんの演奏と歌をかぶせた作品を見つけましたので そちらをご紹介しておきます。
 
 
 かつてのバカラックさんご自身の演奏と今回(たぶんガーシュイン賞授賞式での演奏(バカラックさんの弾き語り)のテンポがそのまま引き継がれていることに驚いています。意識されての演奏だったのでしょうか・・・?

「エイブラハム・マーティン・アンド・ジョン」のオリジナルはDionさんだそうですが 私の大好きなアンディ・ウィリアムズさんの作品で・・・・。

 今回、「What The World Needs Now Is Love」を取り上げようと思ったきっかけの作品をご紹介したいと思います。
Billy Eckstinesさんの作品です。

 「Just A Little Lovin」とこんなに相性がいいとは・・・・。全く違和感が無く とっても気持ち良く しみじみと訴えてくる説得力が心地いいです。この曲が収められているアルバム「 Stormy 1970 」はIsaac Hayesさんがプロデュースとアレンジャーを務めておられることを知りました。

 さて、相性がいいと言うより同じテーマであるような気がしているBeatlesさん達の「 All you need is love 」とがミックスされた作品があってもいいのではとずぅっと思っていました。
 
 そんな思いを遂げてくださっている作品を見つけましたのでご紹介しておきます。動画タイトルは「What The World Needs Now is Love 世界需要爱」

 何を目的にいつ作られたのかは動画説明文から知ることはできませんでした。でも、丁寧に作られていて作品もすごくいい味わいを伝えてくれています。

 「What The World Needs Now Is Love 」が 序奏のような扱いであるのが不満ではありますが 「All you need is love 」の盛り上がり方がいいので 私としましては大満足の作品です。テンポが変わっていないのにもちょっとびっくりしました。

 どうやら前の作品もこの作品もクリスマスを祝うイベントの一環での製作であったようです。

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What The World Needs Now Is Love

 今回からしばらく「What The World Needs Now Is Love」を取り上げようと思っています。

 今やバカラックさんのコンサートではバカラックさんの登場曲のテーマになった感がございますが かつてはエンディングでやや重々しく使われていたと記憶しております。


 何故にこの作品をトップに持ってきたかと申しますと、サウンドがとてもいいのです。そして訳詩が添えられています。
用いられているのはThe New Christy Minstrelsさん達の作品(動画説明文に準拠)でして、オリジナルを探したのですが(もちろんYou Tubeで)見つからずそのまま使わせていただきました。曲の始めと終わりには別の曲が使われていますが 違和感がなくむしろ私のお気に入りになっておりまして 最近はこの曲が聴きたくなるとこの動画作品を楽しんでおります。
 The New Christy Minstrelsさん達は1966年に録音なさったようです。
他の訳詩も添えておきます。

今、世界が求めているもの、それは愛、やさしい愛
手に入れることがむずかしい、たったひとつのもの
今、世界が求めているもの、それは愛、やさしい愛
だれかへの愛ではなく、すべての人々への愛を

神様、もう、これ以上山はいりません
登るための山も丘も十分あるんです
渡るための海や川も十分あるんです
最後の最後まで十分あるんです

神様、もう、これ以上墓地はいりません
とうもろこし畑と麦畑も十分あるんです
輝く太陽の光も月の光も十分あるんです
だから神様、聞いてください

 ちょいとThe New Christy Minstrelsさん達について調べてみました。彼らは『グリーン・グリーン』をリリースしたChristy MinstrelsMinstrels(クリスティーズ・ミンストレルズ)」から取られたものだそうです。
 『Green Green』をリリースした頃のリードボーカルは、作曲者でリード・シンガーでもあったBarry McGuire(バリー・マクガイア)さんでして『Green,Green』のリリース後には、ダンヒルレコード(現在はMCAの子会社)からソロデビュー作品『Eve Of Destruction(明日なき世界)』は、当時のヒットチャートでNo.1に輝くヒット曲となった。核戦争による人類の破滅の恐怖を描いたこの曲は、他愛のない内容の歌ばかりだったポップ・ミュージック界に衝撃を与え、その後の歌詞の過激化のきっかけともなった。
 
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師(Martin Luther King, Jr/1929-1968)がワシントン大行進を行い、歴史的な「I have a dream(私には夢がある)」の演説を行ったのは、『Green Green』リリースと同年の1963年8月28日。

 かつて何かで「リンカーンは黒人を解放したがインディアンに対する迫害は黙認した」というセリフを聞いた記憶がございます。

 The New Christy Minstrelsさん達は1961年に「 Three Wheels on My Wagon 」をカヴァーされています。ちなみにこの時のリード・ヴォーカルもBarry McGuireさんであるようです。動画のコメント欄にその確認コメントが書かれています。作詞はBob Hilliardさんです。

 こうして並べてみますと 全く関係の無さそうな曲ではございますが The New Christy Minstrelsさん達には何かポリシーみたいなものがあっての選曲だったのでは?と思わせてくれます。
 

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