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バカラックさんの映画音楽

 しばらく中断しておりました「バカラックさんの映画音楽」シリーズを再開いたします。

 と、申しましてもほとんど出し尽くした感がございまして あっけなく終わると思います。


 まずは 私がたまたま観ていたケーブルテレビでエンドロールでバカラックさんのお名前を見つけて 驚いた映画でございます。

 「赤ちゃんはトップレディがお好き」と言う映画。バカラックさんはここで書下ろし曲を一曲。1987年映画「 Baby Boom 」(MGM/UA)からの一曲でして、Carole Bayer SagerさんとWillam Conti Jr.さんとのコラボです。

 この映画はコメディでして その一部が動画で見つかりましたのでご紹介しておきます。

 主演はDiane Keatonさん。確か一時期ウッディ・アレンさんとご結婚されていた方だと思います。
映画その物の音楽担当はBill Contiさん(あの「ロッキーのテーマ」を書かれた方です。共作者のWillam Conti Jr.さんはご子息さんなのかしらん。そのことについての説明は資料にはございませんでした。この曲を歌っておられるSiedah Garretさんはクインシー・ジョーンズさんに見いだされてマイケル・ジャクソンさんとも共演なさっておられるそうです。

 実はこの映画を見直したときはこちらがバカラックさんの作品かと思ったのですがまちがいでした。

 さて、この Diane KeatonさんはBette Midlerさん、 Goldie Hawnと3人主演の映画1996年 『The First Wives Club 』で共演なさっています。この映画担当もバカラックさんではないのですが ディオンヌさんの「Wives & Lovers 」が使われています。曲名をクリックしてくだされば 移動します。

 最後ではございますが この記事を書くにあたり、何度かこのシーンを見ているうちにこの曲もこのダンスシーンもすっかり好きになってしまいました。

 ちょいとレスリー・ゴーアさんの上品さはございませんが この曲の魅力を出し切っている作品で できれば「Wives & Lovers 」もお三人で歌い踊っていただけていたらなぁと思ってしまいます。
 
 ゴールディ・ホーンさんの踊りが他のお二人と違ってキレキレだなぁと思って調べてみましたら ずぅっと幼い頃からタップダンスを練習なさっていたとのこと。

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ピアニストとしてのBacharachさん

 今回は作曲家としてのバカラックさんのご紹介ではございません。しかも!!バカラックさんの作品は直接登場もいたしません。
 
 ただし、それではバカラックさん関連のブログとは言い切れませんので リンクを張ってどうにかその体面だけを保持したいと思っています。

 さて、今回ご紹介するには CDのご紹介からとなります。どこかあるでおさんのブログに似てきたかと思われるかも知れませんが はっきりとここで申し上げておきます。

 パクっています。(笑) ただし、内容はあるでおさんほど丁寧には仕上がっていません。

 ご紹介するCDは「 Burt Bacharach : The First Book Of Songs 1954-58」と言う物です。バカラックさんがPerry Comoさんの「 Magic Moments 」でヒットしたのが この1958年なので つまりはまだ作曲家としてはまだ無名の頃の作品集なのです。

 かつてまだバカラックさんの作品に惚れ込んだ時に 痛切に思ったことが「バカラックさんの作品を気に入るか否かはともかく全曲を一度は聴いてみたい」と言うことでした。世の中には同じ思いを持たれた方がおられたんだと実感していますし、実感させてくれたCDなのでございます。

 いずれ、遅かれ早かれ あるでおさんがこのCDを取り上げられることは間違いなく 逆にあの正統派のあるでおさんのブログで先に取り上げられますと 隙間狙いでやっております典型的な亜流の我がブログは太刀打ちできないので ここで取り上げたいと存じます。

 ここでご紹介するのは このCDには28曲のバカラックさんの作品が収められています。私が取り上げますのは T-27,T-28(この表記法もあるでおさんからパクりましたw)の2曲です。

 このCDをお持ちでしたら もうご存知かと思いますが この2曲はバカラックさんが作曲されたものではございません。バカラックさんがピアニストとして演奏なさった作品なのであります。

 T-27 : 「 Searching Wind 」 
T-28 : 「 Rosanne 」

 この二曲をバカラックさんは1958年に録音なさっておられます。

T-27 : 「 Searching Wind 」 はVictor Youngさんが作曲されております。。Victor Youngさんと言えば
「エデンの東」 「遥かなる山の呼び声」 「八十日世界一周 」の作者でもございます。私の好きな映画音楽の作曲家さんでした。この 「 Searching Wind 」もやはり 元は映画の「Written on the Wind」の主題曲であったようです。

 画面上に詩が流れますが この曲をThe Four Acesさん達が歌っておられます。

 ちなみにThe Four Acesさん達は1958年バカラックさんの書下ろし曲「Paradise Island」を録音なさっています。
 
T-28 : 「 Rosanne 」は後にVic Damoneさんが1952年に録音なさっておられます。

 ぜひともバカラックさんのピアノ演奏と聴き比べていただければと思います。この二曲については 私の持っている資料の巻頭部分に書かれておりました。ずぅっと読み飛ばしていたのですが 改めて読んで(眺めて)いて気づいたのでした。
 資料の著者セレーヌ・ドミニクさんはロニー・アルドリッチさんのようにピアノを弾いていると表現なさっています。

 ちなみにVic Damoneさんは1958年に「Ooooh, My Love」を録音なさっておられます。

 ※バカラックさんの書下ろし曲2曲につきましてはタイトルにリンクを張ってございますので そちらをクリックしてくださいませ。

 このCDを買いましたときに、この2曲(バカラックさんがピアニストとしての録音)をよくぞ掘り当てたものだなぁと感心していたのですが 資料を読みますと この2曲につきましては シングルレコードが発売されておりまして、シングル盤のA面とB面の2曲なのでした。資料にはそのラベル写真が貼ってあるのですが ちゃぁんとバカラックさんのお名前がタイトルより大きめに印字されております。


どうも どこのお国にもバカラックさんに関わるものなら何でも集めたいという方がおられますようで・・・・・。

あるでおさん、貴方のことですよぉ~~~~。

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Three Wheels on My Wagon

 この作品は以前にもご紹介いたしました。1961年Dick Van Dykeさんによって録音されました。作詞はBob Hilliardさん。私的には好きな曲でもあります。

 資料によりますと「バカラックさん初のプロデュース」とレコードレベルに記載されているのですが セレーヌ・ドミニクさん(資料著者)によりますと、プロデュースの最後に「?」をつけておられますので懐疑的なのでしょう。資料にも真実はバカラックさんが手掛けられた「 Make It Easy on Yourself 」だと書かれていますので そちらを信じたいと思います。

 Dick Van Dykeさんが有名になるのは1964年の「Mary Poppins」にご出演なさってからなので その数年前の録音と言うことになります。

 そして1965年The New Christy Minstrelsさん達がカヴァーされています。

 さて、なぜに今回改めてこの曲をご紹介したかともうしますと、資料にはここまでの記載しかございませんでした。おそらくアメリカでの登録を元に資料を記載されているからだと思います。資料にはSteve Downsさんが録音なさったと記載がございますが You Tubeでは発見できませんでした。

 ところがところが フランスでHenri Salvadorさんが1966年に「Trois Roues à Mon Chariot 」として録音なさっておられます。

 Henri Salvadorさんは英語読みだとヘンリーですが フランス語読みではアンリとなるようです。私は単純にフランスのコメディアンかと思っていたのですが Wikipediaを読んでみましたら 驚きでした。以下転載させていただきますね。

 ―アンリ・サルヴァドール (Henri Salvador、1917年7月18日 - 2008年2月13日)は、フランスの歌手。レジオンドヌール勲章受章者。
カイエンヌ(フランス領ギアナ)生まれ。両親はグアドループ島出身で、母はカリブ族の血を引く。アンリが12才の時、一家でフランスに移住。
ギタリストとして、歌手の伴奏をして音楽キャリアをスタート。ジャンゴ・ラインハルトのレコードを聴いてまねをしながらギターを覚え、のち1940年代にラインハルトと仕事をした。ボリス・ヴィアンとクインシー・ジョーンズと曲を書き、数曲をレコーディングした。1956年に初めてフランス語のロックンロールを、ヴィアンとミシェル・ルグランとともにレコーディングしたことで知られている。1960年代は、フランスのテレビ番組のホストとして活躍した。
1957年に彼が発表したDans mon ileは、アントニオ・カルロス・ジョビンに影響を与え、ボサノヴァの誕生に貢献した曲である。―

 クインシー・ジョーンズさんやらミシェル・ルグランさんのお名前が出てきたことにびっくり。さらにはボサノヴァの誕生にも貢献したという点で バカラックさんもその恩恵にあずかっているのですから さらにびっくりしたのでした。

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Steve Lawrence

 先日あるでおさんのブログをいつものようにネタがみつからないかと こそっと覗きにいきましたらイーディ・ゴーメさんのお名前を発見いたしました。

 ずぅっと記事で取り上げようと思っていました、スティーブ・ローレンスさんの奥方でございます。最近、シラさんとか、ジャック・ジョーンズさんとか歌手さんにもこだわった記事が増えてきつつある昨今の私のブログです。
 そこで今回はSteve Lawrenceさんを取り上げようと思い立ちました。

 実は私、バカラックさんの現在までを取り上げたヒストリー番組の録画を持っていまして、そこにSteve Lawrenceさんが登場なさっていまして、「バートは俺を音楽を聴くためにと言ってストリップ劇場に連れて行かれたことがある」という場面がございまして その時にSteve Lawrenceさんのお名前を知ったことがございました。私の資料にもSteve Lawrenceさんとは古くからの友人関係で隣人であったそうな。そして(たぶん、バカラックさん家の)ピアノを共有なさっておられたとか。

 それほどまでに親しかったことを物語るシーンがYou Tubeで発見いたしましたのでご紹介しておきます。

 Steve Lawrenceさんは1959年3月「 LOVING IS A WAY OF LIVING 」をハル・デヴィッドさんの作詞で録音なさっておられます。

 また、Steve Lawrenceさんは1981年にCarole Bayer Sagerさん、Peter Allenさん、そしてバカラックさんの共作である「 I Won't Break 」を そしてCarole Bayer Sagerさん、Peter Allenさんの「 I'd Rather Leave While I'm in Love 」を録音なさっておられます。アルバム名は「Steve Lawrence:GREATEST 20TH CENTURY SONGS 」です。

 そして今回最後を飾るのはイーディ・ゴーメさんとのデュエット曲です。どうやら日本公演でのシーンでありがたいことに日本語字幕つきです。曲名は動画の中でご紹介されていますので 省略させていただきます。

 実に聴き応えのあるハーモニーを楽しめました。

 今回はそれなりの貴重な動画もご紹介でき、また資料からそれなりの情報をお伝えすることもでき 私的には大変バランスのよい記事ができたと思っています。


 

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