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「 In Times Like There 」

 朝晩の冷え込みと一日の寒暖差が天気予報でも その秋を感じさせてくれる今日この頃となりました。本格的な秋ではないと思いますが この季節いつも思い出す曲がございます。バカラックさんに出会う前で イージーリスニング少年であった頃です。

 ある日、いつものようにラジオを聴いていましたら 「碧空」という曲が紹介されました。何故「青」ではなく「碧」と言えるかと申しますと ラジオで詳しく説明してくださったからなのです。

 そしてこの「碧空」を二つの楽団で聴き比べをさせてくださったのです。どちらが先であったかは記憶にないのですがアルフレッド・ハウゼ楽団とマランド楽団の演奏でした。

 元々がタンゴの曲でダンス音楽として有名な曲であったそうなのですが 私は初めて聴いた曲で真っ白な状態で聴くことができました。

 マランド楽団の演奏はそれまで聴きなれていた私にはとても親しみやすかったのですが アルフレッドさんの演奏は歯切れが良くって 頭の切り裂くようなストリングスが「碧空」のイメージにぴったりで こちらも好きになりました。偶然テープレコーダーに録音していましたので そのあと帰宅した父にテープを聴いてもらいながら この感想を述べました。別に催促したわけではないのですが 後日父がアルフレッドハウゼ楽団のレコードを買ってきてくれたのに驚いたことを覚えています。

 別に理論的に構築したわけではございませんが 同じ曲でも演奏者によって曲のイメージが全く違うということに気づきだしたきっかけになったと今では思っています。そして「歯切れの良さ」がバカラックサウンドで見事に出会えたのかとも思っております。

 もちろん、この当時指揮者が編曲を兼ねていることが多いってことも 気づかず単に演奏者が楽譜に基づいて演奏しているもんだと思い込んでおりましたから 「編曲者」の存在にも気づいてはいませんでした。

 さて、本題に入ります。ちょいと捉え方によっては 「掘り出し物」に近いと思いますが 自身がないのでタイトルは普通の曲名だけのタイトルとさせていただきました。

 「 In Times Like These 」です。1959年の作品です。歌っておられるのは Gene Mcdanielsさんです。12月の発売であったそうですから 晩秋か初冬の季節かな?

 私の持っている資料によれば (例によって推測ですが)Gene Mcdanielsさんはそれまでのティーンエイジのファンからもう少しファン層を広げるために大人向けに転向なさっていかれたそうなのですが その内の一曲だそうです。
1959年ですから ヒット曲をすでに出されていたバカラックさんもまだ 出版社や歌い手さんの意向に沿った作品なのか あまりバカラック臭のない作品だと思いました。

 でも「洗練された大人のバラード」と書かれていますし、何と(!)この曲をカヴァーされているアーティストさんが三組(!)もおられました。
 お一組目はFilm Score Orchestoraさん、そして のStan Getzさん、最後がBud Shank with Chet Bakerさんです。それぞれの制作年は不明なのですが 1967年前後だと思います。

 今回ご紹介できるのはBud Shank with Chet Bakerさんだけでありました。

 恥ずかしながら 「掘り出し物かも」と書いたのはこの動画を発見したからなのですが もう一つ気になる動画も見つけております。

 あえて、動画を張り付けずにご紹介するのは 直接You Tube画面に行っていただきたいからです。動画下の説明文をお読みください。表記は正しいと思うのですが オリジナルとは違うような気がいたします。

         http://youtu.be/mq0-JApLTag

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