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What The World Needs Now is love

 いよいよネタが尽きそうになってきました。

 従いまして、今回は資料に基づいた記事ではございません。(何で、「従いまして」なのかは 問いつめないでくださいな・・・。)

 資料を読み尽くせない現在 頼りとするのはYouTubeのみでございます。従いまして 私が見つけられるYouTube動画は この記事をお読みの方も その気になられれば すぐにでも見つけられる作品なのでございます。


 ネタ切れ寸前で開き直る訳ではございませんが 元々、私はこのバカラックさんブログは一年間での完結を考えておりました。

 まずは新年→元旦→初日の出→「太陽をつかもう(Come Touch The Sun)」でスタートしまして 12月はミュージカル「 Promises Promises 」の「 turkey Lurkey Time 」で終わると言う算段でありました。
 そして名残を惜しんで最後の最後に「What The World Needs Now is love」で締めくくろうかとも考えたりもしていたのでした。

 以前にも書きましたがその数年前からこの段取りで構想を練っていたのですが 一年目はまだ動画の貼り付け方がわからず 文章だけでせいぜいYouTubeの動画のURLくらいを貼って・・・と始めてみたのですが あまりの貧相な記事になり挫折・・・・しました。翌年は動画の貼り付け方はマスターできたのですが YouTube動画であれば 私でなくても その気になりさえすれば 見つけられることに気づき・・・(「気づくのが遅い」って言わないでくださいね・・・。)

 3年目はYouTubeの機能で 一つ動画を見つけますと 関連動画を勝手に見つけてきてくださって 結構目新しい作品があることに気づき どんどんストックしていきました。・・・・が!!新年に間に合わず 実は3何目の今回も挫折しておったのであります。そうなると ドンドン気持ちが後ろ向きになりまして 何で年明けから このすこぶるおとなしい作品の「太陽をつかもう(Come Touch The Sun)」から始めやなあかんねん・・・とか迷いが出てきてしまったのでした。今であれば、「Something Big」みたいな楽しい曲を選ぶこともできたのですが 当時は とにかくこの「Come Touch The Sun」をご紹介したいっていう 一念でブログを始めようと思っていたものですから。

 その心は 「バカラックさんの曲は有名でない曲でも琴線に触れるのもたくさん あるよ~~」って言いたかっただけなのであります。
 そんな訳で3何目の2011年も挫折しかけたのでした。

 ところが!!ところが2011年の1月5日にバカラックさんの準公式ホームページを見ていましたら新曲情報が・・・。
この喜びを私だけでなく みなさんにもご紹介したいと 何の下書きもせず記事を書いたのでした。
 そして何より勇気づけられたのが私のあこがれでもあったShoppgirlさんからコメントをいただき!!勇気づけられたのでした。この時は準備も何もなかったので一作品だけのご紹介なのでありました。記事のタイトルは「バカラックさんの曲を気の向くままに」なのでありました。

 さて、今回のタイトル作品をご紹介します。2011年にポーランドで作られた映画みたいなのですが そこでこの「What The World Needs Now is love 」が使われているみたいなのです。私、自慢ではありませんが 英語はほとんどわかりませんが もっとそれ以上にポーランド語もわかりません!!

 ポーランドでの題名は「Listy do M.」となっているみたいでして 多分米国で公開されたときの題名は「 Letters to St. Nicholas」となっているようです。この映画の予告編がございますので まずはこちらからご紹介しておきます。
あらかじめお断りしておきますが このよこく編では「What The World Needs Now is love 」は登場しません。 

 どうやらこの映画はコメディ仕立てらしいのですが わかりません。日本で公開されたのかしらん・・・。

 さて、この映画の主題歌なのかはわかりませんが この映画の1シーンを使ってAnna Karwan さんとおっしゃる方が「What The World Needs Now is love 」を歌っておられます。

 次にご紹介するのはコニー・タルボットちゃんです。彼女が出場したイギリスで放映されているタレント発掘の公開オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」をYou Tubeで見たときは ちょいと感動しました。「ブリテンズ・ゴット・タレント」と言いますと、スーザン・ボイルさんが有名でありますがコニー・タルボットちゃんもすごい存在だと思います。
 同じ時期に我が国日本では 「総選挙」だとか「じゃんけん大会」ですからねぇ・・・・。
 そしてこのコニー・タルボットちゃんも 「What The World Needs Now is love 」を歌っておられます。まずはそのリハーサルのリハーサルの動画をみつけましたのでこちらも併せてご紹介しておきます。

彼女は2000年生まれだそうですから今年13歳ってことですよねぇ・・・・。恐るべし。

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The 5th Dimensionさん

 今回ご紹介するのはThe 5th Dimensionさん達です。

実はネタ元はあるでおさんのブログからなのであります。、

 あるでおさんはこのブログ記事を書かれた時 私も彼らの作品を(しかもバカラックさんの曲で!!)おさえていたのですが 一作品だけでしたので そのまま大事に大事にそのままにしていたのでした。

 思わず あるでおさんのブログにコメントを寄せさせていただいたのですが 今でこそ バカラックさんの代表曲になっていると言っても過言ではない曲「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」が当時はまったくヒットしていなかったにもかかわらずThe 5th Dimensionさんたちが取り上げることによって 有名曲と言うかスタンダード曲になったのですから 彼らの功績は大きいと思います。

 資料に寄れば 初録音は1967年の春 Keely Smithさんでした。しかし先にも述べましたようにチャートインすらせず、資料のキャプションでも The 5th Dimensionさん達のジャケット写真が取り上げられています。

 私自身はバカラックさんを知る前から「アクエリアス(輝く星座)」だとか「ビートでジャンプ」をよく聴いておりました。ただ、この当時はレコードを買うだけの財力がなく ラジオから録音したものでありました。

 ただし、彼らにはソング・ライティングの力はなく ジミー・ウェッブさんやローラ・ニーロさん等を用いて彼らも有名にさせつつ ご自身達もヒット曲を作り上げていったようです。

さて、今回ご紹介するのは 彼らの作品で「All Kinds of People 」です。これは1971年にバカラックさんご自身の演奏でシシィヒューストンさんの歌で 何とビルボード誌のアダルト・コンテンポラリー部門18位になっております。

 この曲をThe 5th Dimensionさん達は1973年に発表されたと資料にはございますので たぶんその当時の作品であろうと思います。

 オリジナルの作品が大のお気に入りであるがゆえに この作品は私にとってはちょっと違和感がございましてあまりお奨めとは言えませんbearing

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I Smiled Yesterday

 さて、今回ご紹介する曲は「 Don't Make Me Over 」つながりで 「 I Smiled Yesterday 」です。 何故、「 Don't Make Me Over 」つながりなのかと申しますと 「 I Smiled Yesterday 」がディオンヌさんのデビューシングル「 Don't Make Me Over 」の裏面におさまっていたのが この曲なのでした。

 私がこの曲を知ったのは バカラックさんを知ってから 相当後のことでした。あのバカラックさんを知った頃の私の心境としましては まだイージーリスニング少年の延長で バカラックさんご自身で演奏なさっているのを聴きたいってのが 正直な気持ちでありました。

 偶然にも、ペリー・コモさんの「Magic Moment 」を聴いてからは バカラックさんの編み出されるメロディにも惹かれるところもありましたが なかなか見つからずにいた私は ディオンヌさんがバカラックさんの曲を歌っておられるということも存じ上げておりましたので そろそろ そちらも聴いてみようかなと思い始めたころでもありました。

 学校帰りに寄った百貨店の「輸入盤フェア」でディオンヌさんのアルバムを見つけたときは ちょいと戸惑いを憶えたことを思い出します。
 アルバムジャケットには薄いビニールでそれぞれにカヴァーが覆っていまして、そしてアルバム・ジャケットには 曲名とかの表示すらなく 愛想のない装丁になっておりました。もちろん全部が全部っていうわけではありませんでしたが 最初の一枚を買うまでは相当勇気を必要としました。

 幸運なことに最初に買ったアルバムにはバカラックさんの作曲された作品が数曲入っておりまして 幼い(?)私の心をホッとさせてくれました。
 それに勇気を得て 毎日その売り場に通い 都合4枚をゲットしたように思います。「輸入盤フェア」の催事は2週間でありましたので 毎日通っては ひたすらパタンパタンと ただひたすらバカラックさんとディオンヌさんのお名前のあるアルバムを探したのでした。

 今現在みたいにバカラックさんの作品を歌われた歌手さん、例えばダスティ・スプリングフィールドさんだとか シラ・ブラックさんだとかを知っていればもっと探しようもあったのでしょうが ただひたすらディオンヌさんのアルバムを探していたように思います。

 ディオンヌさんのアルバムでは もちろんバカラックさん自演の作品ともかぶっているものがありましたが やはり私としては バカラックさんの影響が強くって 心情t的にはバカラックさんの演奏に軍配を上げていました。

 ある日、綿塩大好きな大好きな「 Don't Make Me Over 」をディオンヌさんの歌で聴きましたときに気づいたのですが アレンジもバカラックさんがなさっておられることに気づいてからは 聴き方が変りました。それまではディオンヌさんのアルバムを一枚全部通しで聴いていたのが 手間はかかりますが 同じ曲をバカラックさんがどの様にアレンジなさっておられるのかということを知りたいと思ったのが 逆にディオンヌさんのレコードも親しみを込めて聴くことができるようになったのです。

 同じ曲を並べて聴き較べるという私のブログの体裁はこのときの名残かもしれません。

 さて、お話が長くなりました。

 この曲はディオンヌさんの「 Don't Make Me Over 」の陰に隠れて あまり取り上げられていないかも知れませんが
バカラックさんが演奏なさっていない曲で当時とても新鮮に そしてバカラックさんの編曲も素晴らしくって 曲の構成も緩急あり、バカラックさんらしい曲でお気に入りにしていた記憶がございます。

 くれぐれも申し上げておきますが 私の申し上げる「お気に入り」の定義は 「この曲を聴きたい」とわざわざジャケットやラベルに書かれている曲名を探し出し その順番を確かめ そしてレコード盤面でその曲の頭を探し出し、レコード針を落とす作業をした曲っていう意味です。

 さて、聴き較べ・・・・・。実はすごい作品を しかも偶然に!最近見つけたのです。それはチェコの歌手さん、Marta Kubišová さんが1969年にカヴァーなさっているのです。これは資料にもございませんでした!!

 恐らく本邦ブログでは初公開と宣言しても許されるのではないでしょうか・・・。

 実はこの歌手さん、Marta Kubišová さんは以前にも取り上げたことがございました。「 Anyone Who Had A Heart 」もカヴァーされているのをご紹介しておりました。チェコでは国民的歌手らしく いわゆるソビエト侵攻 プラハの春と呼ばれた時代に ビートルズの「 Hey Jude 」を歌われ当時のチェコでは大ヒットさせた歌手さんとのことです。

 ところでこの2曲を聞き比べていかがでしたでしょうか。Marta Kubišováさんの方もオリジナルに近い編曲ではありますが 聴かせ所の強弱などはバカラックさんの方がメリハリが効いていて 私としましてはやっぱりディオンヌさんの方がお気に入りかなぁ・・・・?

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make it easy on yourself

 今回はこの曲についてのご紹介です。

 この曲をご紹介する理由は主に二つあります。

 まず、一つ目は 実は 私が資料に基づいた勘と「はったり」だけで 原文で書かれた文章を 翻訳していたことが多い私のブログ記事を 実に丁寧に細かく翻訳してくださっている英斗さんを知ったきっかけとなった曲がこの曲であったのです。

 職場では 英斗さんとはそのポジションが 当初はまったく共通ではなかったのですが 陰ひなたのない働きぶりに 我が身を振り返させられて ある意味尊敬しておりました。 ところがある日英斗さんをよく知っている方から 英斗さんが英語に堪能であることを教えてくれた人がいまして 人一倍恥ずかしがり屋さんで人見知りをする私がおそるおそるお声をかけさせていただいたのが きっかけでありました。 私が音楽ブログをやっていること、そしてバート・バカラックさんについて 記事を書き続けていることを自己紹介したのです。 英斗さんは バート・バカラックさんについての情報はご存じなかったのですが ちょっとヒットした曲の作曲をしていると 申しましたら 映画にもお詳しくたちまち話が盛り上がりました。(あっ、これは私だけかもしれませんが・・・・)

 またその時、英斗さんはかつて Three Degreesさんたちが 来日されたときに知人の紹介により、楽屋まで挨拶に行かれたことがあるとおっしゃっていました。

 Three Degreesさんが 「Make It Easy On Yourself」を歌っておられる動画がYouTubeにアップされていることは存知あげていましたし、私の「お気に入り」にも入れておりました。残念ながら画質がちょいと悪かったので 記事に載せることなくそのままにしていたのでした。

 でも 英斗さんの知人にそう言う音楽関係の方がおられるというだけで もう感激ものでした。

 翌日英斗さんにお会いしたときに 英斗さんの方からJamie Cullum と言う人がバカラックさんとステージで共演なさっていると教えられました。

 実はこれも私はお気に入りには入れていたのですが こちらはあまり記憶にはございませんでした。

 そんな会話の勢いで 人一倍恥ずかしがり屋さんで人見知りをする私でしたが 資料の話をして翻訳を恐る恐る申し出てみましたら いとも簡単に「いいですよ~~」っておっしゃっていただき その後甘えている次第なのです。


そこで今回は 英斗さんへの謝意と敬意を込めまして今回このタイトル記事を書こうと思ったしだいなのです。

まずは、Jamie Cullumさんの作品から・・・。たぶん、これはバカラックさんの生誕70周年のコンサートではなかったかしらん・・・。

そして、ひょっとしたら 英斗さんはこの時Three Degreesさん達にお会いされたのかしらん・・・。2009年東京ビルボードでの動画がございましたので こちらをご紹介しておきます。

もちろん、Three Degreesさん達は この頃にはメンバーチェンジをされていますので初期のメンバーではございません。先回の私のブログで ブリティッシュ・インベンションについて書きましたときに 英国のバンドメンバーがモータウンサウンドも競って聴いたように書いていましたので、ひょっとしたら 彼らはこの曲をThree Degreesさん達で知ったのではないかと資料をみてみましたが 残念ながら彼女たちが発表されたのは1973年でありました。

さて、もう一つの理由としまして最近私が知った事として、この曲が本来 ディオンヌさんのデビュー曲になる予定であったということなのでした。 実際ディオンヌさんのデビュー曲が「Don't Make Me Over」であったことは事実なのですが 彼女はこの「make it easy on yourself 」を録音されていて ご本人もすっかりその気になっておられたのです。 ところがこの曲は何の手違いか Jerry Butlerさんが先にリリースされることとなりました。その事を知った ディオンヌさんが知って怒って部屋を出て行くときに吐いた一言が「Don't Make Me Over」であったそうです。

この「Don't Make Me Over」がディオンヌさんの捨てぜりふであったというのは何かで読んで知ってはいたのですが 詳細は判らずにいました。

この捨てぜりふを ハル・デヴィッドさんが取り上げ 彼女のデビュー曲にしたっていうのは ハルさんのユーモアのセンスの表れなのかは 知れませんが ディオンヌさんはこの時の気持ちを込めて「Don't Make Me Over」を歌われたのかも知れません。

 ちなみにJerry Butlerさんの 「Make It Easy On Yourself」は1962年7月の録音でビルボード誌で20位でした。
ディオンヌさんの「Don't Make Me Over」は同じく1962年10月の録音で 何と何とpop部門では21位、R&B部門で5位という記録を残しておられます。

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Bond Street

 今回は この「Bond Street」をご紹介します。

 この曲を取り上げた理由は・・・・・。実は私、ずぅっと バカラックさんがいつA&Mレコードと契約されたのかがわかりませんでした。

 発売順(発表順)で申し上げれば 彼のKAPPレコード時代の「PLAYS HIS HITS 」の方が先なのですが 私の入手順(購入順)は「REACH OUT 」と 「Make It Easy On Yourself 」の二枚の方が先でしたので バカラックさんを知ったときはすでにA&Mレコードの方でした。

 ずぅっと気にはなっていたのですが 事を左右するほどのものではなかったので さほど真剣に調べようとは思っていませんでした。

 ところが 最近手持ちの資料を見ていましたら この「Bond Street」の記事には こんなタイトル表記がございました。
 ”Bond Street " aka ”Home James, Don't Spare the Horses"・・・・と。

「aka 」と言うのは 「または」という意味で 別名とかって言う意味もあるそうです。

「 Home James, Don't Spare the Horses 」は「カジノ・ロワイヤル」のサウンド・トラック盤に収められている一曲なのですが 判らないままに資料を読んでいましたら バカラックさんは この曲をご自身のA%Mレコードからシングル盤としてデビューなさったようです。ちなみに裏面は「 Alfie 」です。もちろんインスト物ですから ハル・デヴィッドさんのクレジットはございません。 

 一応原曲のサウンドトラック盤の曲をご紹介しておきましょう。

 同じ作品の動画が二本ございましたが あえて レコード盤面を映している動画を選択いたしました。サウンドトラック盤は この動画にもありますようにColgemsというレコード会社で発売されています。 バカラックさんはここから この曲を選び、「アルフィー」とでシングル発売されたようです。

 さて、この映画 「Casino Royale」ではハーブ・アルパートさんのタイトルテーマ曲と そしてダスティ・スプリングフィールドさんの「The Look of Love」が有名になるわけですが そもそもが このタイトル曲の演奏をハーブ・アルパートさんにオファーしたのが バカラックさんで この事がきっかけでアルパートさん率いるA&Mに引き抜かれたようです。

 ご参考までに 資料から原文を抜粋しておきます。

 Casino Royale. When Bacharach approached Alpert abouto doing this theme together it began a professional association with A&M Records that Would last until the Arthur2 soundtrack in 1988.

 A&Mから抜けたのは1988年の「アーサー2」のサウンドトラック作成後ということもわかりました・・・・。



さて、本記事はここででは終わりません。 さらに続きが・・・・・・。

「レコード・コレクターズ」1998年1月号を引っ張り出してきましたら、こんなタイトルの記事がございました。

 「筒美京平 ついに登場!」彼のCDボックス発売にあたっての企画のようでして、インタビューの体裁で聞き手は あの萩原健太さんです。

いろいろと書かれているのですが バカラックさんのお名前が登場するところだけ 抜粋して転載させていただきます。

 -(萩原) たとえばバート・バカラックにしても自分名義のレコードを出して 表舞台に立つことはありますよね。筒美さんもご自分の名義で何枚かレコードを出してらっしゃるじゃないですか。あれを作ったときの気持ちはどうだったんでしょう。ミュージシャンに近い気持ちですか?

 -(筒美)「いや、自分で面白がってやったレコードというと、キングから出した『バカラック・ミート・ザ・ビートルズ』ぐらいで。 他はアルバイトのような感じ。歌なし歌謡曲みたいなシリーズをやらせてもらって。そのなかには まあ、アレンジャー遊びみたいなのをやったLPもあったし。歌なし歌謡曲っていう路線があったんですね。昔は。
それをまかされて作ったって感じで。イージーリスニングの日本版っていう」

 -(萩原)その分野で表に出ようとも思われなかったわけですね。

 -(筒美)「場がなかったような気もするんですよ。まあ、服部(克久)先生はやられてたけど。ただ、そうするとオーケストレーション書いて自分が指揮みたいなことをしていかないと形にならないし。やっぱり服部先生は ジュリアードかどこか出てらっしゃるでしょ。鈴木邦彦さんはけっこう本格的にジャズをやってらしたし。大野雄二さんもそうだし。そういう積み重ねに関しても、ボクは素人だったから」

 インタビューはまだしばらく紙面では続くのですが 筒美さんはあくまで作曲家にこだわり、さらにヒット曲を作ることにこだわっておられるってことを強調なさっておられました。

 ではインタビューにもございました『バカラック・ミート・ザ・ビートルズ』の中の一曲がYou Tubeにございましたのでご紹介しておきます。DAY TRIPPER

 

 この動画の説明にこんな記述が・・・・。
TSUTSUMI Kyohei is Japanese composer who write a lot of hit song.This track is from his album "Bacharach Meet the Beatles" in 1971.He arranged Beatles' music in Bachrach's style."Day Tripper" is one of them. Its very "Bond Street" flavor. Funny and fine.

 奇しくも "Bond Street"で始まり、 "Bond Street"の香りのする「DAY「TRIPPER 」なのでありました。

 

 

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