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少し遅いですが バカラックさんの新クリスマスソング

うっかりしてましたbearing

バカラックさんの新作が発表されてましたwobbly
「Every Other Hour」

「This Christmas」

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バカラックさんの掘り出し物 その20(最終)回

 かつて私はブログの立ち上げに2度挫折したと書きました。正確には3回なのです。3回目が今回でありまして挫折したままでいたところバカラックさんの新作を知り、勢いで続けたのが今回の「バカラックマジックでまったりと」なのであります。

 この3回に通じて言えることはこのブログはバカラックさんの曲でそれほど知られていない曲でも素晴らしい作品がまだまだあるってことをお知らせしたいという動機でありました。

 バカラックさんと言えば映画「明日に向って撃て!!」の「雨にぬれても」が超有名でありますが その同じサウンドトラック盤の中に「Come Touch The Sun 」「South American Getaway 」等があり とてもユニークな曲が存在します。

 そして「 雨にぬれても 」と言えばB・Jトーマスさんのお名前が挙がりますが バカラックさんとのコンビの作品では 「Everybody's Out Of Town 」と言う曲もあるってことを知っていただきたかったのです。

 さて、今回ご紹介したい掘り出し物は「The Bell That Couldn't Jingle 」です。
 今回も含め3度ブログを立ち上げようと思い立つのは11月でこの曲で12月に開始しようと思っていたからなのですがブログに関する知識もまったくないまま クリスマスシーズンを迎えてしまい そのチャンスを逃していたのです。

 この曲「The Bell That Couldn't Jingle 」は1968年にバカラックさんとハーブ・アルパートさんが録音なさっておられますが作詞はハル・デヴィッドさんではなく Larry KusikさんでオリジナルはPaul Evansさんが1962年に録音されています。

 バカラックさんの演奏で知ったのは1973年頃であったと思いますがバカラックさんのベスト盤を買ったときにボーナストラックとしてシングル盤がついておりまして その中に収められておりました。
 ベスト盤であっただろうと思いますのは このアルバム本体に収められた曲はすべてバカラックさんのアルバムでもっておりましたので このレコードをバカラックさんを好きになってもらえそうな友人・知人に啓蒙するつもりで盛んに貸し出しておりました。
 そしてある日、急にこの「The Bell That Couldn't Jingle 」が聴きたくなりまして このアルバムを探したところ見あたらず いずれその内また販売されるであろうとあきらめつつも 探し続けておりました。そして約30年間 クリスマスシーズンを迎える度に この曲がラジオからも流れることもなく 簡単に貸し出ししていた自分を責め続けてもおりました。
 
 ところが!! あきらめていたこの曲をYou Tubeで発見したときの喜びは何と表現したらいいのかわかりません。思わずこの動画をアップされた方に感謝のメッセージを送ったことを覚えています。

 前置きが長くなりました。ここではまずバカラックさんの演奏でご紹介します。これが私が聴いたボーナストラックとしてシングル盤の演奏だと思われます。

バカラックさんらしいメロディとコーラスハーモニーとリズムが素晴らしいのです。あれから30年近く経っておりますがまったくいささかも色あせていません。なぜにチャート・インしていないのか不思議でなりません。

 このブログを立ち上げる前にブログ検索で私と同様の趣旨でバカラックさんを取り上げられているブログがないかさがしたことがあります。幸いにもそういうブログは見つからなかったもののこの曲をすでにご紹介されているブログが存在しました!!何とまぁ、私の尊敬するShoppgirlさんのブログでした。そうです!!明らかに見落としていたのです。Shoppgirlさんのブログではハーブ・アルパートさんとボビー・ヴィントンさんの作品とそして素晴らしい訳詞が載っていますのでぜひ、こちらもご覧になってくださいませ。 ここではだぶらないようにバカラックさんの演奏を選びました。

 さらにもう一つご紹介します。ご近所の老人会での余興と思われるかも知れませんがかつて一世を風靡されたThe Belmontsさんの演奏です。ロカビリー全盛時代(私は影も形も無い頃)のスターであった方達がこの曲を選曲されたってのが少し嬉しいようなそして不思議な気がします。

 そしてご紹介したい(特にShoppgirlさんに謝意とお礼の意味を込めまして)作品がこちらです。ShoppgirlさんはThe Anita Kerr Singersさん達をこよなく愛されておられます。そのThe Anita Kerr Singersさん達もこの曲を演奏されておられます。こちらは6曲のクリスマスソングを歌っておられますが最初にこの曲を歌っておられます。

Shoppgirlさんは恐ろしいと申し上げていいくらい守備範囲の広い方ですから この作品はすでに知っておられるかもしれませんが 今はひたすら「このブログで初めて聴いたわよ」とおっしゃっていただければと願っております。

 最後におまけです。この曲がチャート・インしていなくても馴染まれている曲だと思わせてくれる動画も見つけました。

 この曲ももっともっと多くの方に知っていただきたいバカラックさんの作品だと思っています。

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バカラックさんとクリスマスソング

バカラックさんの作品の中には結構クリスマスソングがあります。それはブロードウェイミュージカルの「プロミセス・プロミセス」がクリスマスのパーティーシーンを取り上げているからかも知れません。

さて、前回ご紹介しましたハル・デヴィッドさんがこのミュージカルからの「恋よさようなら」を歌っておられますが その前にスピーチをされています。会場から時折笑い声も聞かれますが どうやらこの作品について語っておられるようなのです。

英語はもちろん英会話もさっぱりの私ですが どうも「肺炎」について語っておられるのではないかと推察しております。
What do you get when you kiss a guy?
You get enough germs to catch pneumonia.
After you do, he’ll never phone ya.
I’ll never fall in love again!
Dontcha know that I’ll never fall in love again?

実はこのミュージカルにご出演なさっておられたジュリー・オーバックさんがこの「恋よさようなら」のできたエピソードを語っておられるのですが リハーサル中にスタッフからこの部分にもう一曲欲しいねと提案があり 急きょ作ることとなったそうなんです。ちょうどその時、バカラックさんは肺炎に罹っておられ、高熱であったそうな。それをちゃかすかのようにハル・デヴィッドさんが詞の中に取り入れたそうなんです。バカラックさんは頭からバスタオルを被り 一晩でこの曲を作り上げられたそうです。

ある方のブログによれば このpneumonia とphone yaで韻を踏んでいるとご指摘がございましたが 英語に弱い私はその指摘を読むまではさっぱり判りませんでした。

さて、今回は以前にも一度「キャンプ」と言う映画で演じられているとご紹介した「TURKEY LURKEY TIME 」です。私の大好きな曲でもあります。ここではダンスシーンもお楽しみいただけると思います。

「キャンプ」の中でのダンスシーンでもそうでしたが どうやらダンサーが∞を描くようにクロスするところが見せ場なのかも知れませんね。観客からも拍手が起きています。振り付けから見て このダンスが原型だとおもわれるのですが・・・。

次はちょいと変わったステージです。男性ばかりの合唱とダンスはある種、圧巻です。私のようなブログでないと紹介されないのではないかと考えご紹介することとしました。

この団体名はGMCWだそうです。 Gay Men's Chorus of Washingtonの略称だそうです。

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失われた地平線 その2

さて、今回は「失われた地平線 その2」です。

バカラックさんとハル・デヴィッドさんが裁判闘争を行っていたという情報は 相当後になってから知りました。いろいろ調べてみたのですが そのことについては ほとんど明らかになっていません。

興行成績不振の為、著作権(版権)争いとされている記事しか見あたりませんでした。私自身はこの「失われた地平線」の作品はほとんどお気に入りでしたので 興行成績というのはあくまで映画本編の事だとばかり思いこんでいました。と、同時に何故に映画の興行成績を音楽担当者がその責務を負わなければならないのか 全く理解できませんでした。

しかしながらよくよく考えてみますと、このサウンドトラック盤はバカラックさんが所属するA&Mからではなく映画の関連からでしょうかCBS/SONYの傘下のBELLレコードから発売されました。
ジャケットも少々手が込んでいまして、見開きの左側には俳優さんたちの写真で飾り付けられており、その背景はシャングリラの建物が見開き右側まで配置されています。そして右側にはその建物の縁に沿って切り込みが入っていまして、ポケット状になっている所へ収める形態になっていました。(この説明でわかるかしらん)

そしてレコードが入っている紙袋は水色ですのでちょうど建物の後ろに青空が広がっているというイメージの仕様になっていました。レコードを取り出してもそのジャケットも水色になっていますので同じ光景となります。
相当なデコレーションのアルバムでした。

かつてカーペンターズさんの伝記を読んでいましたらカレンさんのソロ名義のアルバムの制作費はカーペンターズ家からの持ち出しとなっておりまして 私の定かではない記憶では40万ドルであったそうです。カーペンターズさんはそれまでに相当A&M社に対して売上や利益でも貢献していながらでもこんな契約が成立するのですから レコード会社が またがればこれと同じようなレベルの契約があっても不思議ではないのかもと思い至ったわけです。
つまり、「失われた地平線」のアルバム制作費がアルバム販売では賄えなかったのかも知れないということです。

そしてその負債をバカラックさんとハル・デヴィッドさんがどのように按分するかの裁判なのではなかったのかなと 私の個人的な推測をしております。

そのヒントとなるバカラックさんへのインタビュー番組がありました。それは今回のこの「失われた地平線」の作品に限ってはハル・デヴィッドさんが先に作詞を終えてしまい、そのままメキシコへテニス旅行に出かけられたのだそうです。その後1年をかけてバカラックさんは曲を仕上げたそうです。
その間のバカラックさんの心境を想像すると 興行成績がどうであれ ハルさんを恨みたくなるのも判らないわけではありません。

駄文が長くなりました。この主題歌を香港(?)の歌手Sam Huiさんが歌っておられます。

さて、バカラックさんとハル・デヴィッドさんが裁判沙汰を起こしていると今度はディオンヌさんがバカラックさんとハル・デヴィッドさんを訴えるという所業に出られます。
ディオンヌさんはこの時セプターレコードからワーナーレコードへ移籍された直後で 恐らく移籍後もコンスタントに楽曲を発表するとかの契約条項があったのだと思われます。同じ番組の中でディオンヌさんはインタビューに応え「私は二人(バカラックさんとデヴィッドさん)のことが嫌いじゃなかった。私が彼らを訴えないと私がワーナーから訴えられるための防御策だった」とおっしゃっています。

かつてのゴールデントリオも見る影もありません。
バカラックさんはほとほと精も根もつき、スランプ状態になってしまわれるのです。

でも今となってはこの充電期間がよかったのだと思います。

今回最後にご紹介するのはその後のバカラックさんとデヴィッドさんのコンサートの様子です。



何故か涙が止まりません。

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