遙かなる影
以前の記事で私は書きました。「恋の面影」と「遙かなる影」と「アルフィー」はあまり私の中では上位にはなっていないと・・・。(ちあきなおみさんのところでしたかね)
それが何故なのかをいろいろと考えてみました。正解かどうかはわかりませんが、確実に言えることは
① 私には英語のヒアリングはもちろん読解力も乏しい。 (これがこの度の勇み足になりました。←反省中)
② 英語を学ぶより以前にインスト物の曲を聴く環境にあった。
③ それをBGMとして受け止める体質になってしまっていた。
③については我が家に初めてステレオが届いたとき、父が買ってきたレコードがグレン・ミラーさんの4曲入りのレコードと何故か ラヴェルの「ボレロ」だった。購買力のあるのは我が家では父だけで この2枚をひたすら聴くしかなかった。最初はグレン・ミラーの「アメリカン・パトロール」を好んで聴くようになり、それに聞き飽きた私は必然的に「ボレロ」が好きになってしまった。その後も父はコンチネンタル・タンゴ(特にアルフレッド・ハウゼ楽団)のLPを買ってきて 「やっぱり、タンゴはアルゼンチンよりコンチネンタルやなぁといっぱしの口を利くようになっていた。やがて反抗期を迎え、そこそこ小金を貯めた私は映画音楽のシングル盤を買うようになった。一番最初は「鉄道員のテーマ」次は「第三の男」そして、「遙かなる山の呼び声」と「80日間世界一周」。これがヴィクター・ヤングさんの作品であることを知るのはだいぶ後のことである。
そんな訳でどちらかと言うと聴き流すという姿勢の中で 背筋を伸ばして ちゃんと聴く姿勢をって言うか 前のめりにさせる力を出してくれたのが バカラックさんなのでありました。しかしながらこの3曲は 今までのリスニング体勢でも十分に満足はさせてくれるのですが ちゃんと聴くというにはちょいとばかり不満の残る曲であったと認識した今日この頃なのです。「恋の面影」はDIANA KRALL さんが背筋をピンとさせて下さいました。
そして今日は私の背筋をピンとさせてくださった「遙かなる影」をご紹介します。昨日ご案内したMario Biondiさんなのです。
素晴らしいの一言です。
もし、このコンサート会場にいてたら まず、間違いなく涙、涙でしょうね。
中盤でトランペットのソロがあります。その時ピアノが2度目のメロディを奏でます。それがまたいいのです。フル・オーケストラも良し、もちろんマリオさんの声も・・・。この記事を書く間にも3度聴きこんでしまいました。You Tube様々です。欲を言ってはいけませんが もう少しトランペットのソロを長くして ピアノともう少し遊ぶとか マリオさんがバックにまわってハミングでもしてくださったら・・・贅沢ですかねぇ。
少なくともカレンさんの歌声とリチャードさんのピアノの5連符の呪縛から解かれた私なのです。
そして、「アルフィー」も背筋をしゃんとさせてくれるのを見つけた私なのでした。そのうちご紹介しますね。
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